米国の自動車最大手、GMは6月25日、主力ブランドの「シボレー」担当上級副社長に、Alan Batey氏を起用すると発表した。
Alan Batey氏は1979年、GMに入社。英国のボクスホールブランドの新人機械エンジニアとして、GMでのキャリアをスタートさせた。その後、上級マネージメント職として、英国、スイス、中東、オランダ、ドイツ、韓国、オーストラリアを転々とした。2010年に米国のシボレーブランドの責任者になる前には、GMのオーストラリア部門、ホールデンの会長職も務めている。
なお、Alan Batey氏は、シボレー、ビュイック、GMCの3ブランドの米国の営業、サービス、マーケティングの責任者も兼任する。
GMのダン・アカーソン会長兼CEOは、「シボレーはGMの世界主力ブランド。世界で経験を磨いたAlan Batey氏は、各地の顧客の声とグローバルブランドとしての一貫性を、バランスさせる手法を理解している人物」とコメントしている。